赤ちゃんや幼い子どもが下痢をすると 何が原因なのか いつ治るのか とても気になりますよね
保育園などの集団生活をしているお子さんなら 「⚪︎⚪︎ちゃんが 下痢したので お迎えに来てください〜」と恐怖の電話が入ります😱
お迎えの調整をして 仕事の調整して 冷蔵庫に残っている食材を思い出して、、、🌀
今回は 1日でも早く 症状が改善するように 現役小児科ナースがホームケアの方法をアドバイスします
子どもの下痢 原因は?
感染による胃腸炎
赤ちゃんから大人まで 細菌やウイルスによる感染性胃腸炎の可能性はあります
ノロウイルス ロタウイルス アデノウイルス O-157などの食中毒系 など様々
顔色が悪かったり 機嫌が悪い お腹を痛がる 食欲がない 嘔吐や発熱を伴う など基本的に 《具合が悪そう+下痢》の 場合は感染性胃腸炎を疑います
病院受診し医師の診察を受けましょう 子どもの周囲で同じ症状の人がいないか 確認して医師に伝えます
乳糖不耐症や良性乳児下痢症
生まれつき乳糖を分解する酵素の少ない赤ちゃんは 母乳や粉ミルクを飲むたびに下痢をする事があります(乳糖不耐症)その際は専用の粉ミルク ノンラクト森永 を試すのもいいでしょう
元気で機嫌が良い場合が多いですが お尻かぶれ 脱水 体重増加不良 にならないよう注意が必要です
胃腸炎の感染後 腸内がただれて 二次性乳糖不耐症を発症する場合もあります
下痢が続く場合は 受診して医師に相談しましょう
子どもの胃腸炎を早く治す方法4選!
安静
胃腸炎にかかると 体力を消耗するので できるだけ安静に過ごしましょう
外出や外遊びは避け 室内でゆったり過ごしましょう
水分補給
脱水を防ぐために こまめな水分補給が大切です 嘔吐後は1時間程 飲食させず胃腸を休めます
水・お茶よりも 経口補水液をスプーン1杯づつ与える方が 吸収しやすく脱水を防げます
消化の良いものを食べさせる
ほぼ普段通りに水分が取れるようになったら 少しづつ食事を再開します
ただ 脂っこいものや 糖分の多いものは 症状が悪化することがあるので 消化の良い食事メニューにしましょう
- 卵おかゆ
- 煮込みうどん
- 野菜スープ など
整腸剤の内服
腸内環境を正常に保つために 整腸剤の内服はオススメです
病院受診すると処方されることが多いと思います
市販薬を飲ませる場合も 用法容量を守って使用するようにしましょう
お尻が真っ赤にただれたら
下痢が続くと お尻が荒れてくる場合があります
お尻を拭く刺激と 下痢便がお尻に付着する刺激で 皮膚がただれます
おしっこやうんちのたびに痛がって泣いたり オムツ交換を嫌がったりします
皮膚の刺激を避けるため おしり拭きシートで拭かずにシャワーで優しく洗うのが理想的です
病院受診の際に 医師に相談して塗り薬を処方してもらうのがオススメ
受診前なら 家にある保湿剤・ベビーローションなどをたっぷり塗って 皮膚を保護します
おむつ換えのたびに 分厚く塗っておくと おしっこやうんちが 直接皮膚に付きづらく 治りやすいです

胃腸炎や乳糖不耐症になると 1ヶ月くらい下痢が続く事があります
お尻が真っ赤になって痛がってかわいそうですよね
オムツ交換も嫌がって大変です
シャワーで洗い流して 塗り薬を塗って オムツを当てた直後にまたうんち、、、
1日に何度も繰り返されると こちらもしんどいです
長期戦になると割り切って 定期的に通院しながら ママも気分転換してくださいね
コメント