小児科ナースが常備していた発熱お役立ちグッズ6選

おうちケアの備え

子どもの発熱は、いつも突然です。しかも、なぜか夜。
熱を出してから「買いに行かなきゃ」と思っても、子どもを置いては出られないし、夜中では必要なものが揃いづらい。だから、備えは子どもが元気なうちに
今日は、小児科ナースの私が実際に自宅に常備していたものを、理由と選び方のポイントつきでご紹介します。

まず「測る」——体温計

すべての判断はここから始まります。受診の目安を考えるときも、#8000に電話するときも、最初に聞かれるのは「何度ですか?」。
電池切れが一番困るので、わが家では予備の電池もセットで置いています。

「下げる」より「楽にする」——解熱剤(げねつざい)

わが家に常備しているのは、受診したときに処方してもらった、子どもの年齢と体重に合った解熱剤です。解熱剤は年齢や体重で量が決まるので、「上の子のお下がり」や「大人用を半分」は絶対にNG。市販薬を備える場合は、薬局で薬剤師さんにお子さんの年齢と体重を伝えて選んでもらってください。
使うタイミングに迷ったら——このブログの「子どもの対処法」記事も参照してくださいね。

「冷やす」——アイスノン&小さい保冷剤

おでこよりも、首すじ・わきの下・足のつけ根など太い血管が通るところを冷やすほうが理にかなっています。わが家はわきの下に挟む用の小さい保冷剤(ケーキを買ったら付いてくるものを冷凍庫に常備)を、ガーゼハンカチに巻いて肩で結んでいました(直接当てると凍傷の危険があります)。
嫌がるときは無理に冷やさなくて大丈夫。「気持ちよさそうにしているか」を目安にしてください。おでこに貼るシートタイプの冷感材は、赤ちゃんが口に入れてしまったり、ズリ落ちてきて鼻や口が塞がれて窒息の原因になる事があるので、乳幼児の時期は極力避けましょう。

「飲ませる」——経口補水液

発熱時にいちばん気をつけたいのが水分不足。ただ、水やお茶だけで良いわけではありません。水分・糖分・塩分が吸収しやすい濃度であると脱水が予防でき、発熱による消耗を最小限にできます。具合が悪くなってから初めて飲ませると、味を嫌がって飲まないことがよくあります。元気なときに一度味見させておくのもいいですね。どうしても飲んでくれない時は、好きな飲み物が甘いジュースなら塩を足して作っても良いでしょう。自宅にあるものでも簡単に作れます

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一気にたくさんではなく、少しずつこまめに。

市販品ならこちらがオススメです!

「食べられるものを」——ゼリー飲料やアイスクリームなど

熱があるとき、ごはんは食べられなくても大丈夫。まずは水分、次に「本人が口にできるもの」です。
わが家の定番は好きな味のゼリー飲料と、アイスクリーム。「病気の日はアイスを食べていい」——それだけで、つらい日が少しだけ特別な日になります。フルーツもいいですね!熱でしんどい喉にも通りやすいんです。

意外な最強アイテム——おんぶひも

「え、発熱におんぶひも?」と思われるかもしれません。でも、熱でグズグズの子に一番効くのは、薬でも氷でもなく密着です。抱っこなら腕や肩が疲れたり、作業がしづらかったりします。おんぶなら、くっついて安心させながら、ママは両手が空くので水分の準備や洗濯もできる。看病は長期戦なので、ママの体力温存も立派なケアです。オススメは、ママの体の負担を最小限にできる昔ながらのおんぶ紐です、胸元がバッテンになり見ため的に外出には向きません。でも、実際これが一番楽なんです。

まとめ:「発熱ボックス」を作っておこう

わが家では、これらを1つのカゴにまとめて「発熱ボックス」にしています。夜中に熱が出ても、カゴごと持ってくれば戦えます。
元気な今日が、準備のチャンスです。

🌙 迷ったら、受診していい。
判断がつかない夜は #8000(子ども医療電話相談)へ。
「こんなことで来たの?」なんて思う医療者は、いませんよ。

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